2022年10月9日の練習案内
ネーニエ・ドイツレクイエムの舞台もつい先日の事のようですが新しいページが開きます。マタイ受難曲への取り組みの開始です。
日時 : 2022年10月9日(日)13:00〜17:00
場所 : 鴨沂会館 (京都市上京区荒神口寺町東入ル荒神町)
曲目 : マタイ受難曲 コラール
☆スケジュール
新館2階 集合
13:00~14:30 演奏会CD試聴、簡単な反省会
14:30~14:50 CD配布、楽譜販売
14:50~15:00 休憩
15:00~15:20 パートの時間 新館;S,A 201号室;T,B
15:20~ 各練習会場へ移動
15:30~16:50 コラール練習 指揮者移動あり
(途中30分を目途に感染対策のため休憩が入ります)
●全員スリッパを持参してください。
☆百々代表/指揮者および石原指揮者からのコメント
<百々代表/指揮者>
マタイ受難曲練習開始に当たって
マタイ受難曲は全曲で3時間半に及ぶ大曲ですが合唱の部分は1時間強です。あまり怖がり過ぎないでください。
ご存じかと思いますが合唱団が二つに分かれる曲ですので次のような練習の進め方をしていきます。
1.基本スケジュール
今まで同様、毎月1回の練習で2ヶ年強をかけて仕上げる。
演奏会直前の約3ヶ月は毎月2回の練習とし、他に必要な場合は、オケ合わせ、ソロ合わせの日を設定する。
マタイを代表する大規模合唱曲(第1曲、1部終曲、2部終曲)を最初に取り上げる。
2.練習会場および練習体制
鴨沂会館を基本とする。ただし、人数制限がある場合は、全員集まっての合唱ができない。
この場合はパート練習(4カ所)と分離練習(外声と内声、または第1コーラスと第2コーラス)とする。4ヶ月に一回程度、京都市立の文化会館等を確保して、全員揃って歌う機会を設ける。
3.分離方法
練習開始時点で第1コーラスと第2コーラスを指名しておく。
楽譜で、2重合唱曲(8声部)および両コーラスが同じ旋律の曲は指示通り歌う。
楽譜で第1コーラスまたは第2コーラスと指定されている曲は、当面、全員で歌う。
4.移動ド読みの習熟
旋律を美しく歌い、ハーモニーを澄んだものとしていくためには、調を理解して、自分の出す音がその調の中で、どういう役割の音かを理解するとともに、微妙な音程の調整が重要です。
調の理解と音の役割を理解するのには移動ドで階名読みするのが一番の近道です。
コラールは格好の教材ですので、まずはコラールで練習していきます。
<石原指揮者>
先ず、先日の演奏会は有難うございました。あれだけの大曲をよく付いて来て戴きました。
録音を聴いてご不満な点も有ると思いますが、それはあくまでも記録された演奏であって、演奏会で響き渡った音楽とは別物です。大指揮者であったフルトヴェングラーが自分の演奏会の録音を聴いてがっかりしてレコーディングを許可しなかったという話も有りますので、念の為。
マタイへの第一歩としてコラールを練習する事は非常に有意義です。この大曲の間に挟み込まれたコラールを如何に歌うのかで演奏全てが何を目指しているのかを示す事が出来るでしょう。
さて、私はどの様なマタイを考えているのでしょうか?
☆お知らせ
・マタイ楽譜は
https://www.panamusica.co.jp/ja/product/14547/
を団で販売いたします
今回は楽譜統一としますので他社版や旧版をお持ちの方もご購入ください。
個人でご購入の場合はカールスの旧版(英独併記、31.244/04)を間違えてお求めにならないよう、お気をつけください。
☆今後の予定
2022年11月13日 鴨沂会館(第1曲)
2022年12月11日 鴨沂会館(第25曲、第29曲)
2023年1月8日 会場は調整中(終日全体練習/復習)